こんにちは。
インベスターUです。
前回の記事を読んでくれた方は、ありがとうございます。
前回の記事については、
①少しだけ下押しして、②上がっていくという目線をお伝えしていたところですが、「①少しだけ下押し」は発生せずに、②上がっていくという点は、このとおりになったかなと思います。
先週は多くの方が下目線でしたが、一週間で目線が逆転してしまうのは、よくあることですね。
ダウ、ナスダック

先週は、ダウもナスダックも底であり、日足ベースで反発してくる可能性を示唆したところですが、実際に上がってきました。
これを仮想通貨相場も好感し、下げ目線が一転して上がり始めました。
上画像の赤線まで落ちてくると思っていたのですが、緑線が機能した形となります。
僕のツールでは、「buy」サインが点灯していたのですが、赤線まで落ちてくると思ったら、きちんとサインが点灯したところで跳ね返ってきたので、僕のサインが優秀でした。(赤線まで下がると思わず、サインを全面的に信用すればよかった。笑)
ツールについては、こちらを読んでください。

では、次にダウはどこまで上がるのか問題ですが、以下の赤四角くらいでしょうかね?

赤四角くらいまで上がってきてくれるとチャート的には美しいです。
9月20〜21日に米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されるため、それまで上がるかもしれません。
赤四角まで上がる可能性ですが、適当に言っているわけではありません。
画像のRCIやストキャスティクスRSIは上に向いていますし、底値圏から反発しています。
また、RSIも日足で買いダイバーをつけているので、強めの反発が期待されます。
これらを勘案すると赤四角まで上がることは可能性としては十分あるかなと思います。
また、赤四角あたりで、売りダイバーの観測やオシレーターの過熱感があれば、売りを検討していきたいと思います。
ここらへん、何言っているか意味不明という方は、【相場分析の「型」講座】の記事を読んでください。
もし、そうなれば、仮想通貨は再び今月後半20、21日のFOMCあたりで、下がってくるという可能性があります。
いずれにせよ、来週一週間は、米国株は堅調な推移を見せると考えており、仮想通貨市場が、米国株の影響で下げてくるということは、突発的な事象が発生しないかぎり考えにくいかと思います。

ナスダックも同じ感じです。
赤い四角まで上がってきやすいかなと思います。
RCI、ストキャスティクスRSI、RSIがダウと同じですね。
ビットコイン $BTC
ビットコインですが、中期的に、レンジ相場です。

「上昇トレンド回帰だ!」と言っている人はいますが、まだです。
上画像をどう見ても中期的には、2階建て(赤四角と青四角)のレンジ相場ですし、短期的にも青い下降平行チャネル(下落トレンド)を抜けていません。
また、長期的にみると以下の画像です。

週足で見ると、さらに大きな下降平行チャネルがあります。
下落トレンドなのは明らかです。
どこをどう見れば、「上昇トレンド回帰」なのか謎です。
この長期の下降平行チャネルを上抜けないかぎり、本格的な上昇トレンド回帰とは言いません。
SNSやYoutubeで「上昇トレンド回帰」と言っている人がいたら、以下の2パターンのどちらかです
(1)何も分かってない素人だけどプロ風を演じている
(2)5分足とか15分足とかの短期勢
のどちらかですが、(1)はヤバいです。
(2)のケースは全然良い(アリ)と思います。
自分は日足ベースで戦っているので、まだまだしばらくは「下降トレンド」と言い続けると思いますので、その点、混同しないでいただきたいです。
ツイッターでわざわざ「もう上昇トレンドだろ」と言ってくる人がいますが、その方とは見ている時間軸が違うので、一々つっかかってこないで欲しいです。

上の画像を見て欲しいのですが、今、ものすごく難しい局面に来ています。
前回の記事で「赤い四角の空白を埋めてくれないと気持ち悪い」と言いました。
個人的には、赤い部分が週足レベルでの下降平行チャネルが通っているし、赤い斜めの線(サポートラインがレジスタンスラインに転換している線)の交点、さらにフィボナッチラインがあるので、このあたりでショートを打つのが一番の理想型です。
そして面白い点が一個あるのですが、分かりますか?
先程、ダウと、ナスダックのチャート分析で、9月20〜21のFOMCまでは上がりやすいのではないかと言いましたよね?
上記、$BTC(ビットコイン)の赤い四角がちょうど、9月20、21日とFOMCの時点とぴったり重なるのです。
価格でいうと、23900ドルあたりですね。
このあたりを目掛けて、この二週間くらい、ダラダラしてくれると、個人的にはとても読みやすい相場かなと思っています。
なお、足元では、以下のとおりの動きが必要なのではないかと思っています。

青い四角の箇所ですが、もう色々と反発される根拠がうじゃうじゃあります。
下に下がりやすい根拠としては、移動平均線、一目均衡表雲下限、ボリンジャーバンド、下降平行チャネル、フィボナッチライン、水平線、赤い斜めの線のレジサポ転換です。
また、ストキャスティクスRSIも買われすぎ圏内にあり、デッドクロスしていくのかなあという動きになっています。
RCI、RSIは上にいける余力を残していますので、現状過熱感はなく、ダイバーも見られません。
なので、一旦下押しして、青い水平ライン(レジサポ転換している抵抗帯)で上に跳ねて赤い四角に向かっていく、そして、その時にオシレーターが丁度「買われすぎ圏内」に来ていたら、ショートを持つというシナリオが、いまのチャートだと一番しっくり来ます。
四時間足に落としてみます。

各種オシレーターが過熱感あるのが分かると思います。
「買われすぎ圏内」にいますし、全てのオシレーターで売りダイバーが出ています。
こういう状況ですので、仮に上目線だとしても、今の価格帯からのロングは全く優位性がありません。
ショートはアリです。
この価格帯でショートを持った場合、少し処理が難しいかなあと思っています。
まず、シナリオが3つに別れます。
(1)一旦、下げて、先程の画像の赤い四角をめざすべく、抵抗帯で反発して上に行くシナリオです。
※先程の画像の抵抗水平線20793、19528あたりのどちらの水平線で反発するかはわからない
(2)このまま下降平行チャネルに従い、18000付近に急落していく
(3)このまま青四角を上抜けて赤四角の価格帯を目指していく
※損切りする
まあ、ぶっちゃけ、どの可能性もあり、上がるか下がるか確率も五分五分かなと思います。
わからない人は触らなくていいと思います。
あと、もう一つの可能性としては、以下のように、色々と短期の線を無視して、巨大ダブルボトム(赤線)を描くか、巨大レンジor逆三尊(青線)を構築するかです。

もう、本当にどうなるか分かりません。
今週、仮に青四角を上抜けるとすれば、時間軸的に赤四角にいくのではなく、この赤いダブルボトムか青い巨大レンジに移行する可能性があります。
そうなると、25100あたりでのショートを検討です。(上抜けしたら損切り。)
仮に、今週、青四角で一回下に反発するとなれば、9/20のFOMCに向かって赤い四角まで向かっていくか、このまま18000を目指して下降平行チャネルに従って下がっていくシナリオになるかなと思っています。
イーサリアム $ETH
まず週足を見てみましょう。

青い下降平行チャネルにそった、下降トレンドです。
前回の記事でも書きましたが、米国が金利を下げない限り、マクロではこのトレンドは変わらないと思います。(米国株もビットコインも同様)

ぶっちゃけ、どこにチャネルラインを引くのがいいのか、決めかねているのですが、今はこのラインを引いています。
オシレーターを見れば分かると思いますが、各種オシレーターで過熱感(買われすぎ)が出ています。
このため、少なくともロングを今からするのは愚策です。
上がると思う人は、上がってからショートを打つのが良いと思います。
ただ、どこかまで上がるのか、正直読み切れていません。
平行チャネルで探すのは難しそうなので、水平線(抵抗帯)で戦うのが良いと思っています。
そもそも以下の画像のとおり、中期的にはレンジ相場なのです。


上記画像の青矢印のとおり、ちょうど1800くらいがレジサポ転換しているので、1800付近でのショートが上策かなと思っています。
ただ、$ETHについては、14日朝9時ころに、マージというアップデートが予定されています。
ETHを大量に保有しながら、14日の9時を迎えると特権が得られるというものです。
このため、14日の9時まではETHの保有枚数を増やしたいマンがたくさん出てきて、価格は上がりやすい+売られにくいのかなと思います。
ただ、このイベントですが、過去にも同様の事例が数多くありました。(NEM→XYMとか)
こういうイベントですが、普通に考えると、権利を獲得した直後の14日の9時以降に「もう、いーらね」って人が出てきて、大量に売られていくと考えがちですが、そもそも「初めから権利なんていらねえけど、ETHの短期的な値上げだけ狙いにきているマン」の存在を忘れてはいけません。
こういう人は必ずいて、結構の大口だったりします。
過去、マージと同様のイベントはたくさんありましたが、私の記憶するかぎり、直前に結構下がってきました。
なので、13日ころから、ETHが急落してくる可能性は想定しておいた方がいいと思います。

1800のショート。
もし上抜けしたら、一度損切りして、2020あたりで再度ショートという戦略はありかなと思っています。(もちろんオシレーターの過熱感、RSIダイバー等を見ながらの判断となりますが)
「歴史は繰り返す」ではないですが、14日9時ころまで、一方通行で上がるとは考えにくく、「お先に失礼!」という人たちのの売り浴びせが、14日9時までに発生すると思います。
これは高い確率で起こると見ています。
イーサは、現状の仮想通貨相場を牽引しているため、これが引き金となり、再度下落トレンド続行となることも考えられます。
以上です。
今週もよろしくお願いします。
僕の手法は以下にも記載しているので、ぜひ読んでみてください。

チャート分析の「型」ができていない人は、こちらの記事もおすすめです。