テクニカル分析 <ダイバージェンス>

チャート分析

どうもこんにちは。

インベスターUです。

本日は、株トレード、FXトレード、仮想通貨トレードなど様々な相場を分析するための基本である「ダイバージェンス」について丁寧に解説いたしますので、ぜひ最後までお付き合いください。

ダイバージェンスとは、もともと「離れていくこと」、「相違が見られること」の意味で、日本語では「逆行現象」と言われます。

チャート分析においては、価格の動きとオシレーター系指標であるMACDやRSI等が逆行している現象のことを指します。

つまり、価格は上がってるのにオシレーターが下がっていたり、価格が下がっているのにオシレーターが上がっているような逆行現象のことをダイバージェンスが発生していると言います。

このようなダイバージェンスが発生するのは、急激なトレンド発生が原因と言われており、このような急激なトレンド発生は、そうそう頻繁に起こるものではないので、ダイバージェンスが発生することも稀です。

ただ、このダイバージェンスを見つけることを日頃から意識するクセをつけておくと、相場の激アツポイントを見つけることができます。

ちなみに、私もエントリーしたいなあと思った時、ダイバージェンスが発生しているかどうかは必ずチェックします。

エントリーしたいと思った時にダイバージェンスが発生していると、強気にエントリーできます。

特徴・使い方

それでは、特徴と使い方を見てみましょう。

上に価格チャート、下にオシレーター系の指標であるRSIを並べています。

ダイバージェンスは、トレンドが終わる兆候を示してくれるため、天井圏や底値圏で、価格の動きとテクニカルの動きに違いが見られた時、強い反転サインと捉えます。

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(引用:http://kabu-press.com/chart-mikata/divergence/)

図のように、価格は上昇しているのに、オシレーターのチャートは下落しています。

このダイバージェンスが発生しているときは、チャートの逆張りエントリータイミングになりますので、図のケースの場合は、売りエントリーで入ります。

実際にダイバージェンスが発生してから、チャートは下がっていってます。

このように、ダイバージェンスは比較的強いトレンド転換サインと言われていて、逆張りの絶好のポイントとなります。

ただ、ダイバージェンスは現れる回数が少ないため、これを基準にエントリーしようと思うと、なかなかチャンスは訪れません。

そのため、他のテクニカル分析を駆使してエントリーする際にダイバージェンスが発生していたらラッキーと思いながら強気でエントリーしましょう。

ヒドゥンダイバージェンス

次にヒドゥンダイバージェンスを見てみましょう。

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先ほどのダイバージェンスは逆張りのサインとして使いましたが、ヒドゥンダイバージェンスは順張りのサインとして使います。

例えば図のように、価格が上昇トレンドの時、オシレーターが下落していたら、買いのチャンスです。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス、何が違うのかと言うと、上昇トレンドのときに売りで逆張りエントリーする方をダイバージェンス、一方で上昇トレンドのときに、買いで順張りエントリーするのがヒドゥンダイバージェンスです。

ぶっちゃけ、ここはあまり気にしなくても、やってることは一緒で、価格の動き方とオシレーター系の指標の逆行が見られたら、エントリーするということは一緒です。

ただし、ヒドゥンダイバージェンスはダイバージェンスと一緒で滅多に現れません。

見つけたらラッキーくらいで考えておきましょう。

ただ、なかなか現れない故に、ダイバージェンスを確認するように意識していないと、習慣づきません。

エントリーする際は意識することを習慣づけましょう!