【初心者向け】バイナンスにおける仮想通貨取引用語をわかりやすく解説

取引所の開設・使い方

バイナンス(Binance)は世界有数の規模を誇る仮想通貨取引所です。

海外の仮想通貨取引所でトレードをしてみたいけど、専門用語がよくわからなくて不安…こうした方は多いはずです。

この記事では、バイナンスの利用を検討している初心者向けに、仮想通貨の取引用語をわかりやすく解説していきます。

現物市場とは?

現物市場とは、その名の通り「現物取引」が行われる市場のことです。

現物取引は「実物取引」とも呼ばれます。

金融取引や商品取引などの形態で受渡日にトレーダーと金融機関の間で「現物」と「金銭」の受け渡しが行われます。

簡単に言うと『その場で取引が行われる場所』というイメージです。

現物市場ではレバレッジは1倍ですから、リスクの範囲もトレーダーの予想の範囲内におさまることが一般的です。

バイナンスの現物市場では、トレーダーがコインを交換できます。

注文が完了すれば、自分が保有していたコインがすぐに交換されるので簡単かつシンプルですよ。

マージン取引とは?

マージン取引は、日本での信用取引をイメージすると解りやすいかと思います。

金融機関から資金を借りて、取引を行うのがマージン取引の大きな特徴。

一定の証拠金を担保にすることで、証拠金の何倍(何倍に設定できるかは金融機関によって異なります)もの取引が可能になります。

この「何倍」の部分が、よく聞く「レバレッジ」のことです。

手持ちの資金よりも、大きな金額を取引して大きな利益になるのがメリットですが、反対に損失が莫大になる可能性もあるので注意が必要です。

またマージン取引の特徴の一つに、「売り」でも「買い」でも利益が狙えるというものがあります。

現物取引の場合、利益を狙うなら「安く買って、高く売る」が基本になります。

マージン取引の場合、相場が下げる時もあらかじめ「売り」を出すことで相場が下がった時安く買い戻すことで利益が狙えます。

先物取引とは?

先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ約束しておく取引の形態です。

有効期限や決済期限をあらかじめ決めて取引するのが特徴。

一般的には「仮想通貨」「コモディティ」などでこうした先物取引が利用されています。

コモディティとは「商品」を意味する言葉です。コモディティ投資で取引される商品には
「原油」や「ガソリン」などのエネルギー
「金」や「プラチナ」などの貴金属
「トウモロコシ」や「大豆」などの穀物といったものがあります。

例えば「プラチナを1ヵ月後に10万円で買います」と契約します。

1ヵ月後、プラチナが値上がりしていて15万円になっていれば、実際の相場より5万円安くプラチナが購入できます。

ですが、逆にプラチナの価格が5万円値下がりしているリスクもあるので注意が必要です。

この場合は本来5万円で買えるプラチナを10万円で購入しなければならないので、5万円多く支払います。

とはいえ、バイナンスを通してこうした取引をする場合、実際のプラチナやガソリンの現物を購入するわけではありませんからご安心を。

プラチナやガソリンの資産価値が、「現金」または「仮想通貨」として交換されます。

四半期先物取引とは?

前述したように、先物取引には期日が決められています。

四半期先物取引とは、対応期間の「四半期」つまり「3カ月」の最終金曜日を有効期限として、決済される仕組みになっています。

期日になれば、契約が決済されて現時点の価格で売買を行うことで、資産が引き渡されることになります。

四半期先物取引には、後述する「無期限先物取引」とは異なって、資金調達手数料を支払う必要はありません。

無期限先物取引とは?

無期限先物取引とは、有効期限や決済期限のない先物取引のことです。

先物取引は、前項で説明した通り当事者間で「価格」「期間」をあらかじめ決めて取引をしていました。

無期限先物取引は、有効期限や決済期限がありません。

そのためトレーダーは好きな時に取引を決済することが可能になります。

とはいえ、無期限先物の価格が現在の価格とかけ離れたものになると、問題がありますよね。

そのため、無期限先物契約では、トレーダー間で支払う資金調達手数料が設定されています。

簡単に言うと、資金調達がポジティブであれば、ロングがショートに資金調達手数料を払い、ネガティブな場合はショートがロングに資金調達手数料を支払う事になります。

リミット注文とは?

リミット注文とは「指値注文」とも呼ばれます。

売買価格を指定して注文をだすことです。

ちなみに、価格を指定せず現在の市場価格で取引することを「成行注文」といいます。

指値で注文をだすことによって、現在のレートより「安く買う」「高く売る」といったことが可能になります。

一方で、わずかな差で取引が成立しなかった…というデメリットもあります。

トレーダーによって、指値注文にするか、成行き注文にするかどうか、判断はことなります。

指値でも成行でもどちらが良い、悪いといったことはありません。

正しく仕組みを理解しておくことが一番大切です。

ストップロスオーダー(損切り注文)とは?

損失が発生した時に、それ以上損失が拡大しないように注文をだして決済することを「損切り」と呼びます。

指値でも成行でも注文は可能です。

ただし、リミット注文(指値)で注文を出した場合、市場が激しく動くと指値から離れてしまって注文が成立しないことがあるので注意しましょう。

こうした事態を防ぐためにも、取引をするさいは、「いくらまで下がったら損切りする」と自身で決めておきましょう。

「いつか戻る」と思っていると、思わぬ損失を招く事も…。

利益をしっかり出せるトレーダーは、損切りもしっかりしているものです。

仮想通貨取引所における専門用語まとめ

基本的な専門用語を解説してきましたが、トレードにはもっと多くの専門用語が存在します。

今後も初心者の方の助けになるように、難しい専門用語をわかりやすく解説してきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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